Rayのドイツ音楽留学レポート 【第43回 】レストランのメニュー

2022年4月30日

こんにちは、Rayです。私はドイツで音楽の勉強をしている大学院生で、オーボエという楽器を専攻しています。

前回の記事でドイツの旅先で食事をするときのことを書きましたが、今回はドイツのレストランのメニューについてさらに書いてみようと思います。

レストランの定番メニュー

ドイツにはいろいろな種類のレストランがあります。伝統的なドイツ料理を出すお店から醸造所直営店、食事もできるカフェ、ファミレス風なもの、食事もできるバーなどです。イタリアン、中華は街のいたるところにありますし、日本では珍しいギリシャ料理、ベトナム料理、アフリカ料理、スペイン料理…などと世界各国の料理を楽しめる店があります。

ただその中でも、ドイツ料理の店や国際的な店以外では、結構な確率で出会う料理があります。それはシュニッツェル、ハンバーガーです。それらをビールなどの飲み物と一緒に味わいます。

シュニッツェルとはたたいて延ばした大きな豚肉にパン粉を付けて揚げるトンカツに似た料理で、カジュアルなメニューとして多くのレストランで提供されます。南ドイツやオーストリアが発祥のようで、そのあたりのレストランで食べたときはベリー系のジャムを乗せて食べました。よく見るのはフライドポテトを付け合わせにレモンを絞って食べるスタイルです。

ハンバーガーは串にささっているタイプのもので、カフェレストランを中心にメニューに載っています。自家製のバンズとパテを使い、野菜などの中身とソースにも工夫を凝らしているため、これまでハンバーガーで外れたことはありません。もちろんマクドナルドなどのファストフード店もあります。

さらに、シュニッツェルとハンバーガー共にメインメニューでは一番手頃な価格で食べられる場合が多いので、学生のお財布に優しいメニューです。(それでも12~15ユーロくらいはするので、外食はそんなにたくさんは行きません。)

ビール

日本の地酒のようにドイツの各地に醸造所があり、地元産のビールがレストランやスーパーに置いてあります。その数5,000~6,000種類(Wie viele Biersorten gibt es? – Deutschland noch Spitzenreiter? – bier.de参照)だそうで、各地のビールを試すのも旅行の醍醐味の一つです。また地元のビールがその地域では一番安いことがほとんどで、好みはあるにしろ地元の人々に愛されています。

醸造所併設のレストランでは地元産ビールの飲み比べをすることができます。下が、隣の街のビールを飲み比べしたときの写真です。ビールグラスも醸造所ごとに違っているので、ビールを深く知るには時間がかかりそうです。

レストランで水を頼む

ドイツのレストランではお冷は無料ではなく、飲み物は必ず注文するのがマナーになっています。レストランに行って食べ物を注文せずにその場にいることは問題ありませんが、例え大勢でレストランに行くときでも、少なくとも一人1杯は飲み物を頼みます。

オーストリアなどヨーロッパの他の地域では水が無料のところもあるので、旅行の時レストランで出た水を見て久しぶりの感覚になったことを覚えています。

ビールは水よりも安いのか

ドイツについて「ビールが水よりも安いよ。」という話があるかと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。

例えば私の街のレストランでは、ある場所ではビールは4.5ユーロ、水は3.0ユーロ、別の場所ではビール6.0ユーロ、水3.5ユーロです。(全てそのレストランで最安のもの、500ml当たりの価格です。)ビールをジュースなどのノンアルコール飲料と比較すると同じくらいの値段ですが、ビールが水より安いということはなさそうです。

ベジタリアン・ヴィーガン対応メニューが当たり前のようにある

最近見つけたベジタリアンレストランの創作メニュー。ボリュームたっぷりでした。

ヨーロッパでは健康、環境保全、動物愛護、飼育環境の改善などの様々な理由から肉食を控える人が多くいます。特に若年層の割合が高く、ヨーロッパ国籍の若者に限定すれば半分近くがベジタリアン・ヴィーガン、またはたまにしか肉を食べないと肌感覚では思います。レストランのメニューには様々な菜食主義に対応した料理が並んでいることがほとんどであり、ヴィーガンレストランもよく見かけます。

ラーメン屋さんも立派なレストラン

日本のラーメン屋さんの昔ながらの雰囲気とは違って、私が知っているドイツにあるラーメン屋さんの多くがおしゃれな内装のレストランです。静かな店内で、いつもより少しだけおしゃれした客がおいしそうにラーメンをいただく、というスタイルは、日本から離れて日本食に飢えている私にとっては特別感を味わえる素敵な場所です。サイドメニューに餃子、唐揚げなどがあり、店構えを除いては日本のラーメン屋さんと変わりません。

先月ラーメン屋に行って改めて新鮮に思ったことがありました。それは、飲み物の選択です。

前述のとおりドイツでは無料の水はなく飲み物も必ず注文するものなのですが、私は飲み物のメニューを見ながら、日本ではラーメンを水かビール以外で食べたことがないと気がつきました。昼なのでお酒を飲めず、しかしノンアルコールビールは飲みたくない私はしばらく考えあぐねてしまいました。オレンジジュースか、ジンジャーエールか、温かい緑茶か、それともおとなしく水を頼むか???これほどまでに、大きなピッチャーに入っている水を懐かしく思ったことはありませんでした。

ドイツ伝統料理とは?

牛肉を赤ワインと酢で煮込んだ料理

私には「ドイツの伝統料理は何か」と聞かれて、正しく答えられる自信が残念ながらありません。と言いますのも歴史的な背景からドイツでは地域の特色がとても大きく、何か統一して「これドイツ」と思わせるメインディッシュが思い浮かばないからです。(正しいかどうかは別として、日本食といえば寿司・ラーメン、と海外のとても多くの人が思っています。)

私のいる街ではニシンの料理がありますし、ドイツ東部では豚の丸焼き、南西部では水餃子の様なパスタやチーズパスタなどが地元フードとして挙げられますが、他の地域ではほぼ食べられないことが多いので、郷土料理の様なものだと思います。今後ドイツにより詳しくなった時に、改めてドイツの伝統料理について書けたらと思います。

まとめ

ドイツで外食をする時、学生である今はシュニッツェルやハンバーガーを注文することが多いですが、メニュー表には少し高いけれどおいしそうなものがたくさん載っています。いつか特別な日にそのようなメニューに挑戦して、ドイツの味をより深く知っていきたいです。

皆様に、少し旅行気分を味わってもらえたら嬉しいと思って書きました。最後までお読みいただきありがとうございます。次回は、5月14日(土)に更新します。

Ray

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