2026年10月1日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
合唱曲「大地讃頌」などを手がけた作曲家の佐藤眞さんが21日、誤嚥性肺炎で88歳で亡くなりました。佐藤氏の1962年に作曲した混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」の終曲「大地讃頌」は、学校の卒業式で歌われるなど広く親しまれました。
私も現職時代、授業や部活で「大地讃頌」を取り上げ、特に吹奏楽部では歌う吹奏楽部を目指していたこともあり、NHKの合唱コンクールにこの曲で出場したこともありました。
吹奏楽の様な器楽は、指使いが合っていればある程度音程は楽器が作ってくれますが、合唱は自分で音程を作らなければならないので、ソルフェージュの練習に合唱は打って付けでした。また合唱は歌詞を伴うので、言葉の意味を音楽で表すための絶好の教材となりました。
混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」の終曲「大地讃頌」は、「土の歌」全7楽章の最後の曲なので、「大地讃頌」を歌う時には、必ず「土の歌」全曲を聴かせてから練習に入りました。
作詞の大木惇夫氏は原爆が落とされた広島県の出身であり、50歳で太平洋戦争の終戦を迎えるなど、人一倍戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさを体験している方です。それだけに原爆投下による大量殺戮の恐ろしさと戦争に突入した人間の愚かさをテーマにした「土の歌」を理解しておかないと、終曲「大地讃頌」の言わんとしていることを音楽で表現できません。
私は高校の教師だったので、中学校の卒業式での定番曲である「大地讃頌」をどのように指導されていたのかは知りませんが、曲の生まれた背景、歌詞の意味を理解せずに音符を音にしたとしても、教育効果は半減してしまうと思います。
佐藤眞氏も大木惇夫氏も亡くなってしまいましたが、佐藤氏と大木氏の平和への願いはこの曲とともに後世に歌い受け継がれて行くと思います。
さて、本日の料理は…
🍳 エスニック焼きそば
🍳 アジアン生春巻き
🍳 エスニック酢豚
🍳 しじみのエスニックスープ
