2026年9月11日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
10月4日(日)に開催されるフリューディヲン朗読コンサート”シェヘラザード”の練習にも熱が入って来ました。
先日フルートの小林渉さんから、アンコールは何にしましょうか?と質問を受けたので、ディズニーのアラジンより「フレンド・ライク・ミー」を提案させていただきました。
リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」が重い曲なので、アンコールは軽快な曲にしたいと温めていた曲だったのですが、幸い楽譜もあるとのことだったので、その曲をアンコール曲にすることにしました。
そもそも「シェヘラザード」は、妻に裏切られた憎しみから妻の首を刎ねさせた国王の心が、シェヘラザードによって女性への憎しみの感情が癒されて行くという話です。その中でシェヘラザードが国王に聞かせる話として、今回は時間の都合で「シンドバッド」と「アリ・ババと40人の盗賊」の2話を選びましたが、最後まで迷ったのが「アラジンの魔法のランプ」でした。
ただシンドバッドが妻の病死に伴い自分も生き埋めにされてしまい生死を彷徨うストーリーであったことと、アリ・ババの兄が盗賊によって殺されてしまったことに敵討ちをするというストーリーであったため、この2話を取り上げることで、愛の力によって自分が憎しみから解放されるというテーマを描きました。
一方アラジンの魔法のランプは、魔法の力で願いを叶えるというストーリーのため今回は除外しましたが、アラビアンナイトの作品としては有名なので、朗読はありませんがアンコールで「アラビアンの魔法のランプ」を取り上げることになりました。
さて、本日の料理は…
🍳 イカ飯
🍳 アジフライ
🍳 サーモンと玉ねぎのカルパッチョ
🍳 さつまいもと鶏もものみそ汁
2026年9月9日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
現場の音楽教員の仕事を卒業してから20年が経とうとしているのに、今だに本番直前の緊張や練習不足などの夢を見てうなされることがあります。
特に音楽事務所の仕事で本番が近づいて来ると、私が演奏するわけでもないのに舞台袖で出番を待つ緊張の記憶が、夢の中で甦るようです。
心配症の私は練習が上手く行って本番を迎える時は何でもないのに、練習で満足な演奏ができない時は舞台に立つのが怖くて、何回もトイレでえずいたものです。
先月、9月21日に開催する篠原小雪ピアノリサイタル2026″フランスの風”で演奏予定のラヴェル作曲の「道化師の朝の歌」を変更するしたいと、小雪ちゃんから申し出がありました。理由は本番までに仕上がらない、暗譜できるか不安というものでした。
しかし、今回のプログラムの中でも最重要曲であり、チラシやSNSでもすでに発表済みなので今更曲目変更は出来ないと突っぱねました。ハンガリーでの留学を終え、プロのピアニストとしてのデビューコンサートで、本番までに間に合わないから曲目を変更したら、もうその時点でプロの音楽家としての資格がないと観客から見捨てられてしまいます。ここで甘やかしたら本人のためにならないと思い、何とかするのがプロだと諭しました。
まだ若い彼女はプロの音楽家としての階段を登り始めたばかりであり、これから色々なことを学んで行く段階です。だからこそひとつずつプロとしての経験を積ませて成長させることが音楽事務所の仕事だ思います。
心が折れかけた「道化師の朝の歌」をどんな仕上がりにしてくるか、本番まで目が離せません。
さて、本日の料理は…
🍳 サフランハヤシライス
🍳 ロールキャベツ
🍳 ハニーマスタード スパサラ
🍳 オニオンスープ
🍳 かぼちゃのチーズケーキ
2026年9月8日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
令和になって様々な価値観の変化が見られますが、特に昭和の時代の価値観は今では過去の遺物となり、昭和は良かったなどと口を滑らせようものなら、即刻「老害!」と非難されてしまいます。
ただ時代というのは年々変化して行くものであり、どちらが正しいというものではなく、その時代はそれが正しいとされていたものが時代が変わったことで、それが否定されるようになったのだと思います。
最近「上から目線」が嫌われるのは、お互いを対等な立場で認め合うことで、信頼関係を築く価値観が普及したことが大きな要因なのだと思います。
この考え方を更に前に進めると、お互いが勝ち負けを付けずに、引き分けで終わるのがベストなのではないかと思います。アメリカの文化は勝ち負けをはっきりさせることが大事とされ、戦後欧米化が進んだ日本にもこの考え方が浸透したのだと思いますが、礼で始まり礼で終わる日本の文化は相手を敬う心が基本にありました。
吹奏楽部でフェスティバルや依頼演奏に出かけると、多くの先生から「今日は勝ったのかい?」と聞かれ困ったのを覚えています。人前で演奏するのが音楽本来の姿なのに、他団体より優れた演奏ができたかが第一義になってしまうと、人生まで他人との競争に勝たないと意味がないようになってしまいます。
しかし時代は流れ、他人に勝つことでなく、自分に勝って自己ベストを更新することが大事だと言われる時代になりました。
相変わらず昭和は良かった、根性論は必要という人たちはいますが、何故良いのか?何故必要なのか?の論理性(ロジカル)があってそれを主張するのなら結構ですが、ただ情緒的・感情的(エモーショナル)に主張するのはただの懐古主義だと思います。
さて、本日の料理は…
🍳 冷やし韓国麺
🍳 チャプチェ
🍳 サーモンとアボカドのおつまみポキ
🍳 わかめと長ねぎの韓国風スープ
2026年9月7日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
9月は一年の中で一番忙しい月です。というのも9月21日(月・祝)に篠原小雪ピアノリサイタル2026“フランスの風”と、10月4日(日)にフリューディヲン朗読コンサート”シェヘラザード”の練習と準備が立て込んで来たからです。
2つのコンサートがこんなに立て続けになってしまったのは、会場の空き状況のためなのですが、間が2週間しかないため、両方の練習や打合せや準備を並行して進めているため、マネジメント進捗状況やスケジュール表を逐一記録しながら進めないと、仕事が混線してしまいます。
でも昔、吹奏楽連盟の仕事をしていた頃は、授業準備と校務業務、コンクールと講習会とマーチングの準備、自校の依頼演奏やコンクールやマーチングの練習を並行しながらやっていたので、複数の仕事を並行しながら進めるワザは身につけているつもりです。
と言っても、要するにスケジュール帳でタスク管理をして、終わったもの、これからやるもののチェックリストを作り、その日にすべきことは必ずその日のうちに終わらせる様にするだけです。一番怖いのは思い付くままに仕事をして、うっかりミスを起こしてしまうことです。
特に授業や校務や吹奏楽連盟の仕事はミスなくやるのが当たり前で、ミスがあれば周りだけでなく、一生懸命にやってきた生徒にさえ迷惑をかけてしまいます。
仕事はちゃんとやるのが当たり前で、それができないのは責任感の欠如と言わざるを得ません。ただ年々怖くなって来たのは、加齢による記憶違いや間違いです。定年退職というのは一定の歳を過ぎると、うっかりミスや勘違いが増えるのを未然に防ぐための仕組みだと思います。
だからこの仕事も70歳をひとつの節目にしていて、まだ誰にも迷惑をかけずに済んでいたら一年ずつ延長するようにしようと思っています。そのかわり誰かに迷惑をかけてしまったら、潔くこの仕事から引退しようと決めています。
さて、本日の料理は…
🍳 ほうとう風うどん
🍳 豆腐ハンバーグ
🍳 イカと大根の煮物
🍳 玉ねぎとわかめと油揚げのお味噌汁
2026年9月6日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
毎年8月から12月はコンサートシーズンとして、コンサートの開催業務に当たっています。逆に1月から3月まではその年のコンサートの企画の制作にあてて、ひたすらパソコンと睨めっこしながら企画書や朗読原稿の推敲や楽譜のアレンジのデスクワークをしています。
そして年度が変わった4月から7月までは各種申請や契約の取り交わしなどの開催準備の期間にあて、8月から12月まではコンサートの集客や練習などの開催業務を本番と並行しながら進めています。
そのためコンサートの開催に必要な準備は同じようなことの繰り返しなので、どのコンサートはどこまで準備が済んだのかをそれぞれのチェックシートに記録しておかないと、仕事が重複してしまったり、逆にうっかりミスをしてしまったりします。
以前はいつも何かに追われているような落ち着かない気持ちで過ごしていましたが、ここ数年はタスク管理をしているので、次はいつまでにこれをすれば良いというのが一目瞭然になりました。そのため、仕事のオンオフが付けやすくなったので、時間のある時は次年度以降の企画を練るようにしています。
これまでは100人の集客を目標にしてきましたが、今は200人の集客を目指して、リピーターを増やすための内容の充実に注力しています。そして数年後には小ホールを卒業して、1,000人規模の大ホールでコンサートを開催できることを夢見ています。
それが実現できたら、また無名なアーティストを一から育てて、お客様がどんどん増えていく喜びを味合わせてやりたいです。
さて、本日の料理は…
🍳 冷製アボカドクリームスパゲティ
🍳 キャベツのイタリアンオムレツ
🍳 サラミドレッシングサラダ
🍳 コーンスープ
2026年9月5日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
大学を出て新設高校の音楽教師となった私は、まだ部員もいないできたばかりの吹奏楽部の顧問を命じられ、楽器はない、楽譜はない、部員はいない、予算はないという中での船出となりました。それでも入部した8人の部員に私が赴任する前に購入してあった楽器をあてがいましたが、どれも小学生の金管バンド用の楽器だったらしく、どれも使い物にならず結局知り合いの学校にお願いして使ってない古い楽器を修理して練習させていました。
しかし学生時代に吹奏楽などやったことのない私が実技指導などできるはずもなく、まして先輩のいない新設校ですから教則本片手に練習している部員を見て、大学の後輩たちにお願いして月に一度全パートのレッスンをお願いしました。しかし、翌年には部員数が3倍近くになったこともあり、ますますレッスンが必要になり、後輩の人数も増やしたこともあり、私の給料はほとんどそれで消えてしまいました。
そんな事情を知った部員が家で親に話したことで、保護者から若い先生にそこまで負担させられないと、保護者会を作って金銭的な補助をしたいというありがたい申し出をいただき、3年目には50人近くまで増えた部員の活動を支えていただきました。
でも私財を投じてまで何でそこまでやるの?と言われたら、私財を投じたからこそ中途半端にはできなかったのだと思います。私財を投じたのは生徒のためではなく、自分の勉強のためだったからです。授業の準備のために大量の書籍を買って、部活が終わった後に教材研究しました。そのため家に帰るのは日付を超えてからという日もありましたが、振り返ればお金には縁のない人生だったものの、心は満たされた人生だったように思います。
さて、本日の料理は…
🍳 豆乳豚骨ラーメン
🍳 青椒肉絲
🍳 酢豚
🍳 サンラータンスープ春雨
2026年9月4日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
IT用語またはビジネス用語に「エンドユーザー」という言葉がありますが、これは商品やサービスを最終的に使ったり消費したりする人のことを指します。
私がやっている音楽事務所で言えば、「エンドユーザー」は観客であり、観客に満足していただける演奏をアーティストにしてもらうことが仕事と言えます。
起業当初、私はアーティストに満足してもらえるコンサートマネジメントをすることが音楽事務所の仕事だと考えていました。
しかし、出鼻をくじかれるようにコロナ禍でイベントやコンサートは中止に追い込まれ、コロナ禍が明けても客足は戻らず、やればやるほど赤字が膨らんで行く負のスパイラルに呑み込まれました。
そして「どんぐりの家」の朗読コンサートを契機に、アーティストがやりたいことをマネジメントするのではなく、来場者が満足するコンサートをプロデュースしてアーティストに演奏してもらうスタイルにシフトチェンジしました。
しかし、最初はなんでこんな曲を演奏するのかから始まり、こういう表現をして欲しいと言う私とアーティストとの間に解釈を巡って不協和音が起こり、険悪な関係のまま本番を迎えることも少なくありませんでした。
でも、朗読を通じてイメージしていただいた世界に、音楽を通じて「感情」「感動」「情動」「情緒」を色付けすることで、お客様の心に物語が突き刺さり、それが感動の輪となって会場中に広がり、それがエンドユーザーである観客の満足につながることを知りました。
お客様に満足していただけるステージを提供することが、ひいてはアーティストたちの待遇改善や自己有用感の改善になると信じています。
さて、本日の料理は…
🍳 煮込み豚キムチうどん
🍳 大根とちくわの梅和え
🍳 こんにゃくとちくわのきんぴら
🍳 油揚げと玉ねぎの具沢山味噌汁
