2026年6月23日

8月2日(日)前橋文学館で開催される佐藤美香オーボエ朗読コンサート“注文の多い料理店”まで1か月半となりました。
企画や当日のマネジメント、広報活動、チケット販売なども整いつつあり、いよいよ朗読や演奏の練習が本格化する段階になって来ました。
アマチュアは自分が満足することが一番ですから、自分が投資したお金や時間やエネルギー以上の満足感が得られたかが大事です。ですから、結果よりもそのプロセスが大事になります。
一方、プロはあくまで結果が全てですから、お客様に満足していただくコンサートができたかが評価の基準になります。特にお金をいただいて演奏を聴かせるのですから、期待以上のものを提供しなければなりません。
朗読コンサートは朗読と演奏を組み合わせた企画ですから、朗読という言葉で描き出す具象の世界と、音楽が奏でる抽象の世界が融合することによる感動の時空間を体験していただきます。
加えて今回のコンサートでは、クラシックの名曲をずらりと並べたプログラムになっているので、耳の肥えた方にもご満足いただけるような演奏をお届けしたいと思っています。また後半の部では、注文の多い料理店の劇中で演奏するオリジナル作品の組曲「注文の多い料理店」の初演となります。
朗読では2人の猟師と山猫の親分と子分が登場し、動物の命を蔑ろにする2人の若い猟師を懲らしめるために、料理して食べてしまおうとしますが、死んだはずの猟犬が蘇って飼主をピンチから救出します。
よだかの星で宮沢賢治が描こうとした善の魂は、肉体は滅びても魂は永遠に生き続けるというテーマです。その直後に書かれた注文の多い料理店も、犬は死んでしまっても魂が命を蘇らせることが描かれた作品です。
朗読と音楽で心が浄化されるのであれば¥3,000は安い!と思っていただけるように、更にブラッシュアップして行きたいと思います。
さて、本日の料理は…
🍳 キンパ太巻き
🍳 サーモンとアボカドのおつまみポキ
🍳 ピリ辛ソースの冷奴
🍳 わかめと長ねぎの韓国風スープ
2026年6月18日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
歳を取れば取るほど、先のことを考えてクヨクヨする人がいます。確かに自分の将来を考えると、身体は衰え、経済的な不安もあり、最後は誰かの世話にならなければならないことを考えると、子どもの様に明るい未来が待っているとは誰も思わないでしょう。
宮沢賢治の注文の多い料理店で、山猫に食べられそうになった2人の若い猟師が寿命が縮まる恐怖を体験したことから、本当に寿命が縮まってしまったことが顔がしわくちゃになったことで表現されています。
命には必ず寿命というものがあり、命あるものは必ず死を受け入れなければならない日が来ます。それなのに天罰により寿命が奪われてしまったのですから、居た堪れない気持ちになるのは仕方ありません。だからと言って、まだ元気に生きているのに、自分もいつか死ぬんだと強迫観念を抱えながら生きるのは、もったいない生き方だと思います。
昭和に育った私は未来は明るく輝いていて、今日より明日は必ず良い日になると信じて疑いませんでした。だからどんなに辛い目に遭っても、これを乗り切れば必ず明るい未来が待っていると乗り越えることができました。
しかし、日本経済はバブルの崩壊とともに失われた30年間を迷走し続け、加えて少子高齢化の歯止めは効かず、根性論は否定されコンプライアンスを遵守することが良しとされ、AIが人を裁く時代も訪れようとしています。
しかし、そんな社会が良いとは誰も思っていません。今必要なのは希望です。高齢者であっても残された将来が明るく輝くものであれば、それが生きがいになり、死へのカウントダウンが始まっていたとしても、最期の一瞬まで生き抜くことができると思います。
2人の若い猟師も寿命が縮まる恐怖を天罰として与えられたことで、自分だけでなく他の命の大切さにも目覚め、命をいただいて生きていることに感謝できるような人間に生まれ変わったに違いありません。
それこそが注文の多い料理店を通じて、宮沢賢治が伝えたかったメッセージなのです。
さて、本日の料理は…
🍳 南インドカレープラウンマサラ
🍳 ナン
🍳 インドのピクルス大根のウールガイ
🍳 チキンとトマトのエスニックスープ
2026年6月17日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
8月2日(日)前橋文学館の佐藤美香オーボエ朗読コンサートで、組曲「注文の多い料理店」が初演されます。
この曲は宮沢賢治の注文の多い料理店の朗読に合わせて全5曲で構成された組曲で、佐藤美香本人が作曲しました。
冒頭の序曲「1. 幻想と現実」で、2人の若い猟師が狩りに入った森の中で道に迷い、山猫が営む幻想世界の料理店に迷い込む様子が描かれます。現実世界から幻想の世界へと足を踏み入れるミステリアスな曲想が賢治ワールドに誘います。
その後朗読が始まり、2人の若い猟師が森に入ったものの連れて来た猟犬が死んでしまいます。しかし、2人の猟師は犬の死を悲しむどころか「¥2,400の損害だ!」「僕なんか¥2,800の損害だ!」と嘆き、命の尊さなど微塵も感じていない2人の姿が「2. 命の値段」で描かれます。
そして森の中で迷子になった2人の猟師は、山猫が営む西洋料理店「山猫軒」を見つけます。山猫は猫「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」と言われたので、この店はお客が殺到して多くの注文を受ける人気の西洋料理店だと思い込んでしまいます。
そして部屋を進むたびに靴や帽子や外套を脱げ、鉄砲はここに置いて行け、金物類は置いて行けだの山猫から多くの注文を受けます。その山猫と猟師のかけ合いが「3. 山猫軒」 で2声のカノン形式で描かれます。
しかし、奥の部屋には偉い貴族が来ているだろうから、自分たちもその人たちとお近づきになれればとその注文を受け入れます。しかし、クリームを体中に塗れだの、酢を頭からかけろと言われ、これは西洋料理を出す店ではなく、人間を料理して食べてしまう西洋料理店なのだと気付きます。そのミステリアスな雰囲気と恐怖に慄く様子が、「4. 欲望と制裁」の変拍子を伴う場面変化の多い音楽で描かれます。
そしてあと少しで山猫に食べられてしまいそうになったところで、突然死んだはずの猟犬2匹が生き返って山猫たちを退治して猟師たちは一命を取り留めますが、山猫軒は煙のように消えてしまいます。しかし恐怖に恐れ慄いた若い2人の猟師の紙くずのようになった二人の顔だけは、2度と元の通りには治りませんでしたという形で物語は終わります。
若い猟師の顔がしわくちゃになったというのは、浦島太郎が玉手箱を開けて一気に歳をとってしまったのと同じです。そして死んだはずの犬が生き返ったのは、肉体は滅びても飼い主を救おうとする魂がある限り、命は蘇るというメッセージが隠されています。その暖かく優しい動物の心が「5. 白熊のような犬」の、ノスタルジックで牧歌的な音楽で描かれます。
作曲上の形式的な不具合やメロディーが器楽的だった部分を人間の歌のメロディーに手直ししたり、主題とオブリガート、間奏とエンディングなどに手を加えましたが、原曲の良さは存分に生かされた仕上がりになりました。
「宮沢賢治の文学と佐藤美香の音楽が描くいのちの協奏曲」の副題が示すように、朗読と演奏が一体となった宮沢賢治の世界をご堪能ください!
さて、本日の料理は…
🍳 夏野菜の素揚げスパイシーカレー
🍳 ミートソースパスタネスト
🍳 スイートポテト
🍳 大根とにんじんのコンソメスープ
2026年6月16日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
6月14日(日)に佐藤美香オーボエ朗読コンサートのプレトークとしてお話会を開催しました。このイベントの目的と内容についてはすでにSNSに投稿済みなので、今回は出演者の佐藤美香さんと青柳美保さんの様子を中心にレポートしてみます。
まずプロデューサーである私から日本文学コンサートの方向性、宮沢賢治並びに注文の多い料理店を取り上げた理由、宮沢賢治の生涯、注文の多い料理店を通じて宮沢賢治が伝えたかったこと、それらを補完するための前半の部の朗読作品の伏線回収の仕組みなどの解説を行いました。
その上でオーボエを演奏する佐藤美香さんから、今回の朗読コンサートのために書き下ろした作品の紹介と解説を行いました。
今回は注文の多い料理店の朗読の中に場面に応じた5つの組曲を作曲したので、その場面の登場人物のキャラクターに合わせた曲調の工夫、その人物の心情などを音楽で表現するための実例などを実際の演奏を交えて説明してくれました。
一方、朗読の青柳美保さんからは朗読でその人物の人間性を表現するために、人物像を徹底的にプロファイリングすることで、本番にその人物が天から降りて来て自然とその台詞が湧いてくると秘訣を教えてくれました。
注文の多い料理店を理解するための鍵は①物語の最後で若い2人の猟師は顔がしわくちゃになってしまったのは何故か?②死んだはずの犬が生き返って飼い主のピンチを救ったのは何故か?③2人の猟師が山猫軒で何かおかしいと感じつつもどんどん先に進んでしまったのは何故か?です。この3つの答えの中に宮沢賢治がこの物語を通じて伝えたかったことの答えがあります。
プレトークではその答え合わせをしましたが、その答えを知りたい方はぜひ当日会場にお越しください!
さて、本日の料理は…
🍳 韓国たくあんおにぎり
🍳 ヤンニョムチキン
🍳 ワカメとしらたきの韓国風和え
🍳 スンドゥブチゲ
2026年6月15日

元来話好きで喋り出したら止まらないタイプの私は、歳を取ったこともあり、ダラダラと話ばかりが長くなってしまいがちです。そのため教え子たちを招いてのリハーサルはとても助かりました。やはりポイントを絞って話をすると相手も話に食いついてくれます。
今回のようなプレトークは初めての取組だったので色々心配がありましたが、彼女たちの「みんなを誘ってみます!」というキラキラした目を見て安心しました。
でもそれ以上に、教え子たちと一緒に食事をしながらおしゃべりをする最高のひとときを過ごすことができました。最近猫しか話し相手がいなくて寂しかったこともあり、教師たるもの最高の財産は教え子だと、改めて思いました。
さて、本日の料理は…
🍳 つゆだく牛丼
🍳 豆腐ハンバーグ
🍳 小松菜と厚揚げの煮物
🍳 大根の味噌汁
2026年6月14日

「棒読み」という言葉がありますが、これは演劇などの台詞を感情や抑揚を意識せずに台本の文字に従って発することを指します。
音楽畑のコンサートは、毎回青柳美保さんに朗読をお願いしていますが、最初の読み合わせは漢字の読み方の確認や文節の切れ目の確認など、文章の基本的な事項の確認だけなので、表情の抑揚や感情移入はまだ求めません。
次の段階では台詞の表情や感情についてはまだ触れず、この段落や文章は何を言わんとしているのかの表現の意図の解説を行います。私はこの作業をプロファイリングと言っているのですが、登場人物の断片的なデータや行動記録から登場人物の特徴・行動パターンを分析し、性質や行動を予測することで、台詞の背景を理解していただきます。
幸い青柳さんは大変勘の良い方なので、登場人物の行動パターンからその人物の特徴を見抜き、それ故にどういう感情でこの台詞を言っているのかまで予測して表現していただけるので、次の段階での読み稽古では間の開け方や表現の強弱、声質の対比などの微調整をするだけで済みます。最初はアナウンスの仕事をしている方と伺っていたので、朗読のような何人もの人物の声色を使い分けることは難しいかも知れないと心配しましたが、全くの杞憂に終わりました。
しかしこれは演奏においても全く同じで、最初は音の間違いや記号の確認などを行い、次の段階で表意記号に示されている強弱・速さ・表情・奏法などの意図を理解した上で、最後に演奏表現のニュアンスを伝えるための表現練習に入ります。
朗読も演奏も最初は棒読みから始まりますが、プロファイリングすることで登場人物の性質や行動を予測し、音楽表現に繋げています。それを理解した上での表現は全く別物に生まれ変わります。それなのに楽譜をただ音にしているだけという演奏が、プロアマを問わずかなり多いのが現実です。
さて、本日の料理は…
🍳 アボカドとサーモンのユッケ丼
🍳 アジの南蛮漬け
🍳 キャベツのじゃこ炒め
🍳 長ねぎと油揚げのお味噌汁
2026年6月12日

マーケティング用語に4Pという格言がありますが、これはPを頭文字に持った4つの戦略という意味で、製品戦略(Product: 何を売るか)、価格戦略(Price:いくらで売るか)、流通チャネル戦略(Place: どこでどう届けるか)、プロモーション戦略(Promotion: どう知らせて買ってもらうか)」を指します。
爆発的ヒット商品というものもごく稀にありますが、ほとんどの製品は売れないどころか見向きもされません。それにはヒットしない原因があるからです。
まず商品というのは、消費者が必要としてしているものであることが大前提です。自分が作りたい、売りたいではなく、こんなものがあれば良いな、これなら欲しいと思わせられる製品でなければ売れるはずがありません。
また価格というのも購買意欲には非常に重要で、この内容でこの価格なら欲しいと思わせる価格設定が大事です。某家具メーカーのキャッチコピーではありませんが、「🎵お値段以上〇〇〇!」でないとリピーターは増えません。
名の知れた商品ならまだしも、名も知らぬ商品は流通チャネルというのは非常に重要です。音楽家さんでSNSやメールでコンサートの告知に励んでいる人がいますが、有名な人ならまだしもそうでない人は手売りが基本です。もちろん自分で手売りすることも大事ですが、ファンの人にお願いして知り合いを声をかけてもらうことで流通チャネルがネズミ講式に拡大することが期待出来ます。
そして何より買ってもらうためには、知ってもらうことが大前提になります。しかし、知ってもらったとしてもそれを買ってもらうためには、その人にとってどれだけ有益な製品なのかをアピールしなければなりません。音楽家さんの場合、そのコンサートがその人にどう役に立つのかが示せないと、いくら知ってもらえても買ってもらうことには繋がりません。
この4Pを具現化するために、6月14日(日)に佐藤美香”注文の多い料理店”の本番に向けたお話会を10名限定で開催します。出演者紹介から始まり、企画内容紹介、作曲秘話、構成紹介、曲の聴きどころ紹介、朗読制作秘話紹介という内容です。
お客様がお客様を連れてくるのが、プロの音楽家です。本当に良いものなら口コミでその評判は自然と広がるものです。さてこのプロモーション戦略(Promotion: どう知らせて買ってもらうか)が、どういう結果をもたらすかに期待です。
さて、本日の料理は…
🍳 ローストビーフ丼
🍳 あじフライ
🍳 オクラとチーズの豚肉巻き
🍳 もつ鍋
2026年6月11日

音楽事務所の仕事は多岐に渡っているのと、毎月コンサートがあるので、TO DOリストを作ってひとつずつ片付けてはチェックボタンをクリックして、このコンサートはどこまで準備が進んだかを記録するようにしています。
事務所を開設した当時は何をすれば良いのかすら分からず、思いつくままに仕事をしていましたが、これを片付けておかないと先に進めなかったり、関係者の了解を得ずに進めてしまって後でやり直しになったり、とにかく今日は何をしたか、明日は何をするのかを考えながらの自転車操業でした。
しかし、やったことを逐一記録しておいたので、後からどの順番で何をすれば良いのかを整理してからは、その手順に従って進めればほぼ問題なくコンサートの準備が出来るようになりました。
これは複数の料理を同時進行に作ると同じで、味付けをして冷蔵庫で馴染ませている間に別の料理の下拵えをしておき、味が馴染んだら火を通している間にお湯を沸かしておいたりと、タイムロスがないように頭の中で毎日手順を考えてから料理を始める毎日のトレーニングの成せる技だと思います。
新婚の頃、おかずが出来上がってご飯をよそろうとしたらご飯が炊いてなかったなんてことがありましたが、今ではそれも懐かしい思い出です。
さて、本日の料理は…
🍳 ベトナム風あえ麺
🍳 ベトナム風チキン
🍳 鶏手羽元のベトナム風唐揚げ
🍳 ズッキーニのコンソメスープ
2026年6月9日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
松任谷由実の卒業写真について、歌詞の中に出てくる「あの人」というのは憧れの男性なのだとずっと思っていました。しかし、歌詞の中の「あの人」というのは異性の恋人や同級生ではなく、ユーミンが高校時代に通った美術教室の女教師だったと知りました。
当時、高校生だったユーミンは東京芸大への進学を目指していて、高校が終わると、美術教室に通って受験に備える日々を過ごしており、その美術教室の先生は20代の女性で、名門大学を受験しようという彼女に対して、厳しく熱心な姿勢で指導していたそうです。
「リンゴを描くんだったら、リンゴの裏側まで想像して描きなさい!表面だけじゃなく、空気も描くのよ!」当時、その言葉の意味が理解できなかった彼女は「は~い」と軽い返事をするほど、彼女にとって好きな先生ではなかったそうです。
「荒井さんいい? 描けなかったら自分のスタイルが見つかるまで描きなさい。画家の自叙伝なんかも読むといいわね。」そんな先生の気持ちを少しずつ理解するようになった彼女は、色んな画家たちの自叙伝や評論なども読むようになったといいます。そんな日々の中で自信をつけた彼女は、いよいよ受験に臨みますが、結果は…不合格。
公衆電話から涙声で先生に結果を知らせましたが、その日先生は教室まで彼女を呼びだして、こんな言葉で励ましたそうです。「来年も受ければいいじゃない。一緒に頑張りましょう!」しかし、彼女の実家がそれを許しませんでした。結局、彼女は浪人受験を選択することなく、同時期に合格していた多摩美術大学へと進学することとなりました。そんなある日彼女は街で美術教室の先生を見かけましたが、彼女は先生に声をかけることなく、思わず隠れてしまったといいます。
せっかく美大へ進んだのに音楽にのめり込みはじめていた自分の後ろめたい気持ちでいっぱいだったからだそうです。そして大学1年生だった1972年の夏、村井邦彦(音楽プロデューサー/作曲家)の勧めで荒井由実としてアルファレコードからデビューを果たします。しかし、当時そのシングルは300枚しか売れなかったそうです。それでも彼女は曲を書き続けました。
この曲の2番の歌詞の中に出てくる“ゆれる柳の下”とは、当時彼女が頻繁に通っていたアルファスタジオへの道(田町海側)の風景なのだそうです。「表面だけじゃなく裏側まで想像して描きなさい!描けなかったら自分のスタイルが見つかるまで描きなさい。」
あの時の先生の言葉が彼女の創作活動の力となったと回想しています。それを知った上でこの曲をもう一度聴いてみてください。聴こえてくるもの、見えてくるものが全然違ってくると思います。
さて、本日の料理は…
🍳 ビビンバ
🍳 チャプチェ
🍳 韓国風マグロと長芋のネバネバおつまみ
🍳 ムール貝と豆腐のスープ
2026年6月8日

今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
私は1月から3月までの第4四半期はコンサートの企画を練るためのデスクワーク期間としています。
そして年度が変わって第1四半期の4月から6月はコンサートの開催準備期間に当て、コンサートをお知らせするためのチラシ(フライヤー)を印刷やホームページへの掲載やメールでの連絡などの広報活動をしています。
その後、7月から12月までの第2、第3四半期は本番を迎え、毎年10回のコンサートを開催しています。
そのため先月から制作に取り組んでいただいたチラシ(フライヤー)やチケットのデザインが出来上がり、先日発注を終えました。今年は「宮沢賢治の注文の多い料理店」、篠原小雪の「フランスの風」、「リムスキー=コルサコフのシェヘラザードと菊池寛のアラビアンナイト」、「クリスマスキャロルとスティーブ・ジョブズの最期の言葉」を予定しております。
この様な朗読コンサートのスタイルに変えて3年目を迎えますが、年々リピーターが増えて昨年度は事業収益を初めて黒字化することができました。ランニングコストを含めた最終決算は赤字ですが、その赤字額も一昨年度の半分にまですることができました。
令和と同時に起業したもののコロナ禍に巻き込まれて開店休業状態になり、その後コロナは鎮静化したものの客足は戻らず、毎年100万近いの赤字を出し続けましたが、退職金と年金のおかげでここまで何とか続けることができました。これから倍返しじゃ!
さて、本日の料理は…
🍳 トマトスパゲティ
🍳 イタリアン餃子
🍳 イタリアンサラダ
🍳 コンソメミルクスープ
2026年6月1日
今日もシェフヒロサワの『音楽畑で豊かな時間』のコーナーです!
今年のコンサートの情報解禁する時期になりました。
①佐藤美香オーボエ朗読コンサート”注文の多い料理店“
期日:2026年8月2日(日)14時開演
会場:前橋文学館ホール
②篠原小雪ピアノリサイタル2026″フランスの風”
期日:2026年9月21日(月:祝)14時開演
会場:前橋文学館ホール
③フリューディヲン朗読コンサート”リムスキーコルサコフのシェヘラザードと菊池寛のアラビアンナイト“
期日:2026年10月4日(日)14時開演
会場:境町総合文化センター小ホール
④あぽろんずクリスマスコンサート2026“クリスマスキャロルとスティーブ・ジョブズの最期の言葉”
期日:2026年12月26日(土)14時開演
会場:桐生市有鄰館煉瓦蔵
※上記コンサートのうち、①と②と③のオンラインチケットは本日よりご購入いただけます。
https://ongakubatake.theshop.jp/
これらコンサートの情報を解禁し、チケットの販売を開始することを「リリース」するといいますが、これは釣りのリリースと同じで、それまで束縛されたものを解放・放出したりすることを意味します。つまりこれまで試行錯誤を繰り返して企画を立て、詳細を詰め、ようやくカタチになったものを皆さんの元にお届けすることになります。
一方、歳を取るということは、色々なことを手放すことだと言う人がいます。私自身、仕事、地位、給与、蓄え、人との繋がりなど、定年退職を機にすでにたくさんのものを手放して来ました。しかしそれらはすでに他の人の手に渡っていて私には思い出しか残っていません。
でも音楽事務所を通じて「リリース」することで、たくさんの人が笑顔になることを知りました。手放すことは寂しいことではなく、みんなをワクワクドキドキさせて幸せにすることなのです。これからもたくさんのものをリリースすると思いますが、それらを受け取った人がみな笑顔になることを願っています。
さて、本日の料理は…
🍳 しらすのペペロンチーノ
🍳 あさりと鯛の白ワイン蒸し
🍳 アボカドと納豆のイタリアンサラダ
🍳 ほうれん草としめじのコンソメスープ

