令和6年度ぐんま芸術文化創造事業補助金対象事業
M’ Navi Station 音楽畑ぐんま・ユニークベニュー・コンサートVol.4
〜特別な方に、特別な場所で、特別な体験を〜
あぽろんず朗読コンサート〜この子らを世の光に〜
期日 2024年8月24日(土) 開場13:30 開演14:00
会場 藤岡諏訪神社 参集殿 ℡: 0274-22-0414 群馬県藤岡市藤岡495
JR八高線 群馬藤岡駅より徒歩7分
上信越自動車道 藤岡ICより8分
会場の無料駐車場をご利用ください。
入場料 (一般)¥3,000 (高校生以下)¥1,000
出演者 フルート/荒井美幸・小林 渉・広沢 翼 ナレーション/青柳 美保
【同時開催】 群馬県立藤岡特別支援学校生徒による作品展示・販売
主催 M’ Navi Station 音楽畑
後援 群馬県教育委員会、藤岡市教育委員会、上毛新聞社、毎日新聞社前橋支局
★入場券購入方法
1 M’ Navi Station 音楽畑 090-4849-2191(広沢) ※取り置き予約
2 オンラインチケット (クレジットカード決済)
3 煥乎堂1階プレイガイド 027-235-8111
4 出演者より
★ぐんま・ユニークベニュー・コンサートとは
群馬県内の歴史的建造物を会場としてコンサートを開催し、保存を目的とした建物から新たな文化発信を行うことを目的に、文化庁が推進するユニークベニュー・プロジェクトの一環として、群馬県の「令和6年度ぐんま芸術文化創造事業補助金」の助成を受けて開催されるものです。
ユニークベニューとは、歴史的建造物、文化施設や公的空間等を利用して、会議やレセプションを開催することで、特別感や地域特性を演出できる会場のことを指します。代表的なところとしては、東京の赤坂迎賓館や、京都の二条城、長崎のグラバー園、沖縄の美ら海水族館、そして本県の富岡製糸場などがあります。しかし、これらの建物を使ってコンサートが開催されることは殆どなく、富岡製糸場公演に関わった前橋の音楽事務所M’ Navi Station 音楽畑が、群馬県内に限定して令和5年度より3年間に渡り、計9回開催します。
★Concept
群馬県内の歴史的建物で新たな文化発信を行う「ぐんまユニークベニュー・コンサート」。第4弾に登場するのは、フルート三重奏“あぽろんず”。 M’ Navi Station 音楽畑代表・廣澤秀伸が初代校長を務めた、群馬県立藤岡特別支援学校を開校するまでの実話に基づいた物語、「この子らを世の光に」の朗読コンサートです。知的障害児の学校に重度心身障害児を受け入れるために、校舎の設計変更、給食の再調理、看護師の配置、医療的ケアの導入、未就学児のための就学相談、卒業生のための余暇活動、地域の学校との交流など、地域の人たちと協力して新しい特別支援学校を作り上げるまでの、葛藤と苦悩を描いた物語です。また物語の舞台となった群馬県立藤岡特別支援学校生徒の障害者アート作品を場内で展示・販売することにより、障害者アートの啓発、障害者への理解、障害者の置かれている就労環境の課題などを多くの人に知っていただき、ダイバーシティ&インクルージョン社会の一員として、障害のある生徒も生きづらさを感じることなく、健常者と共に生きて行ける社会の実現を目指します。
★曲目
第1章 入学説明会 モーツァルト作曲 ソナタ イ長調KV.331より テーマ(アレンジバージョン)
第2章 校舎建築 ショッカー作曲 Flute in the Gardenより 1、Madonna Lillies
第3章 職員会議 クーラウ作曲 グラントリオ 第二番 Op. 13 第二楽章 Allegro con moto
第4章 運動会 カステレード作曲 笛吹きの休日より 4、軽快な笛吹き
第5章 ふじっこクラブ ショッカー作曲 Flute in the Gardenより 3、Ferns
第6章 医療的ケア カステレード作曲 笛吹きの休日より 1、笛吹きのパストラーレ 3、夢見る笛吹き
第7章 交流及び共同学習 ショッカー作曲 Flute in the Gardenより 2、Ants/ Peonis
第8章 藤岡土曜クラブ モーツァルト作曲 ソナタ イ長調KV.331より 第一楽章
★出演者プロフィール
荒井 美幸(あらい みゆき)/フルート 群馬県前橋市在住
洗足学園短期大学、昭和音楽大学卒業後、ウィーン国立音楽大学器楽教育学部学士課程卒業、同大学院修士課程修了。古楽器を用いたバロック音楽から現代即興音楽、タンゴ等の幅広いジャンルの音楽を通してコンサートを行う。
小林 渉(こばやし わたる)/フルート 群馬県伊勢崎市在住
幼少からピアノを12歳からフルートを始める。足利学園(現・白鷗大学付属)高等学校・音楽科を経て、武蔵野音楽大学・音楽学部・器楽学科(フルート)を卒業。これまでにフルートを、長谷川博、甲斐道雄、ローラント・コヴァーチの各氏に師事。現在、フルート講師として後進の指導にあたる傍ら、ソロでの演奏ほか、様々なアンサンブルでも幅広く演奏活動を行なっている。ワッティー・エコール・ド・フルート(音楽教室)主宰、ワッティー・ミュジクリエーション(音楽ステージ企画)代表。
広沢 翼(ひろさわ つばさ)/フルート 東京都港区在住
京都市立芸術大学音楽学部を卒業後、渡仏。パリ19区ジャック・イベール音楽院にてミエ・ウルクズノフ氏に師事。帰国後、フリーランスとしてライブ活動やリサイタルの主催、オーケストラへのエキストラ出演やスタジオ録音等に参加。武蔵ホールコンサートの司会者として、YouTubeでの音楽配信に係る。
青柳 美保(あおやぎ みほ)/ナレーション
群馬県前橋市出身。群馬県立前橋女子高等学校を経て、共立女子大学家政学部を卒業。群馬テレビ編成部を退社後、フリーの司会者となる。前橋まつりや前橋花火大会など前橋市の公共イベントでの司会を務め、まえばしCITYエフエムで複数番組のパーソナリティを務める。自身がプロデュースしたカフェを開業し、菓子製造やカフェ事業、制服販売などを手掛けるMOO-FACTORYの代表取締役。前橋市の広報誌の音訳を担当し、社会福祉貢献活動も幅広く行っている。
★会場について
藤岡諏訪神社は、およそ1100年前、上野国緑埜郡正四位椙山明神として、明神の荒魂と和魂をそれぞれにお鎮めし、上、下の2社としてお祀りされていました。永享3年(1431年)、有田大舎人小属定景が常岡城に居城するにあたり、諏訪大社の上社・下社を勧請して、上社は男神、下社は女神として、2社を崇敬祭祀していました。明治の神社制度改正に倣い、上社は下社に合祀され、明治元年(1866年)~明治34年(1901年)12月迄、当社はその地域の名から、「高山神社」という社名でした。会場となる参集殿は令和元年に改修されました。